魚系男子の気まぐれ日記

子供な僕が日々大人になっていく様子をお届けしたりします。

BLUE GIANT

 

 

 

 

BLUE GIANT

青色巨星。

あまりにも高温になり過ぎることで、

青く光る星のことである。

そこから、一際個性を放ち、光り輝く

ジャズプレイヤーのことを意味する

ようになった。

 

 

というのは、石塚真一さんのジャズ漫画

BLUE GIANT』からの引用です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漫画好きを豪語しておきながら

つい最近読みました。

 

 

 

《概要》

宮城県仙台市に住む高校生・宮本大はまっすぐな性格の持ち主だが、将来なにをしたいのか分からず学生生活を送っていた。ある日聞いたジャズの曲に興味をひかれ、初めてのライブハウスでのジャズ演奏を目の当たりにして、サックスプレーヤーを目指す。

ウィキペディアより

 

 

 

 

JAZZ。

それは、大人が嗜む

ちょっと敷居の高い音楽。

部屋で流してるとおしゃれ。

 

 

 

正直、ほとんどの人がそういう

イメージだと思います。

僕も読む前はそうでしたし、

部屋で流して勉強とかしてました。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、これを読むとそのイメージが

ガラリと変わります。

 

熱い。どこまでも熱い。

 

滾るエネルギーが、迸る熱量が、

どんどんどんどん伸びてくる。

こちらに迫ってきて、訴えてくる。

 

 

 

 

 

『 “音楽”は最高に楽しいッ!!!!』

 

 

 

 

 

 

JAZZは、基本的に歌詞がありません。

 

なので、演奏がそのままダイレクトに

感情に直結するんです。

 

喜怒哀楽、今日の気分。

誰かに捧げるための音楽。

自分を表現する音楽。

 

そんな言葉が似合う気がします。

 

 

 

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これは、本作で僕が好きなシーン。

ネタバレになるので、ここで留めておきます。

気になった方は是非読んでね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この漫画は、登場人物達の本気度が

とにかく良い。

こっちも頑張ろうって気持ちになる。

 

 

ここまで、ひとつのことに打ち込み

日々練習に励む。

本人達は練習だと思ってないところが

また良い。

ただやりたくて、ただ楽しくてやってる。

 

生き方の選択。

「俺はこうやって生きる!!!」

 

っていう覚悟。

 

始めた動機やきっかけはそれぞれ

違うものの、そこにあるのは憧れ。

 

初めての快感。度肝を抜かれた瞬間。

 

そんな瞬間にまた出会いたくて、

そんな瞬間を生み出したくて、

ただひたすらにそこを目指す。

 

 

確か、フィギュアスケートの羽生くんも

同じようなことを言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、本当にやりたいこと、

本当に好きなことっていうのは

そういうものなのかなって思います。

 

だからこそ、その姿に感動する。

そこにあるのは、その人そのものだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分にも、ここまで本気になれるものは

あるのか?と自問自答してしまう。

そうせざるを得ない。

 

しかし、嫌な気持ちは全くない。

むしろ、何をやってやろうか…!!!

とパワーが湧いてくる。

 

 

 

 

この漫画に出会えて、僕は幸せです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり